6月29日(水)
若松学フィールドワーク(第2班 近代史)
2日目(6月15日)の午前は、戸畑区にある旧安川邸と西日本工業倶楽部を訪問しました。旧安川邸は夜宮公園の中にあり、安川敬一郎からつづく3世代の邸宅として、2005年まで実際に利用されていました。
安川敬一郎は、明治専門学校(現在の九州工業大学)、明治学園などの学校をはじめ、多くの企業を設立しました。その後、明治専門学校を国に寄贈し、夜宮公園や、旧安川邸、西日本工業倶楽部などを市に寄贈しました。
午後は環境ミュージアム、八幡製鉄高炉跡や八幡製鉄旧本社屋展望所(世界遺産)などを訪問しました。若松の石炭が八幡製鉄の鉄と結びつき、北九州市が工業地帯へと発展していった歴史と、その一方で公害が発生し、その公害を克服することで、北九州市が環境都市へと生まれ変わることができたという歴史を学ぶことができました。
今回学んだことをいかして、11月の110周年記念式典での最終発表に繋げていきたいと思います。
ご協力していただいた方々、本当にありがとうございました。